


機械設計で40年近いキャリアを誇り、熟練の技術を持つ附野正宣の仕事術、フィロソフィーを紹介しよう。
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入社以来38年、ずっと設計畑で、様々な機械の設計を手掛けてきました。どんな分野の、どれくらいの数の機械を設計してきたか。もう、数えきれません。お客様のオーダーがあれば、何が何でもそれに応える、それが私の仕事ですから。
作る機械はほとんどがオリジナル、特注です。市販されている機械なら、わざわざ住友金属ファインテックに頼まなくてもいい訳ですよ。世の中にない機械だからこそ、お客様がオーダーしてくださる。それが言わば、仕事のやりがいですね。
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例えば、トラフグの口先を切断する機械や、複雑にからまった細い棒鋼をばらして束ねる機械など、特殊な機械も数多く設計しました。仲間の中には、劇団四季のミュージカル「マンマ・ミーア!」の舞台装置を設計した人間もいます。装置を作るためにブロードウェイに視察に行って、ステージを見ないで足下の装置ばかり見ていたそうです(笑)。私も新しい機械を作るために、海外へ行って勉強したことが何度かあります。お客様のご要望に応えるためには、ありとあらゆる方法を探ります。
以前、大学の教授に驚かれたことがあるんですよ。「何もないところから、よくこんな機械が作れますね」と。どんな機械もゼロから作ることができる、それが住友金属ファインテックの企業力です。
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設計でいちばん辛いのは、アイデアが出てこない時。何度頭をひねっても、お客様のオーダーを満たす、いい案が浮かばない。けれど納期が迫る。こんな時は、寝ていても設計のことを考えていますね。また、消防法、PL法などたくさんの法律や条例というハードルもクリアしなければならない。しかも法律や条例は刻々と変わります。
試行錯誤の結果、自分で設計図を描いた機械ができあがってくると、それはうれしい。社内でその機械装置を作っているので、それが動き出すのを見るのは、なおうれしい。そしてお客様に喜んでいただけると、最高にうれしい。ものづくりの醍醐味です。
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一人前になるには、そうですね、10年はかかるでしょう。私も先輩方の技術を盗みながら、お客様にもちょこちょこ迷惑をかけながら、40年近くやってきました。技術とは毎日の積み重ねですから。
若い人にも、仕事をやる以上は毎日、一生懸命やってもらいたいと思う。私たちも、がんばっている若い人を精一杯応援したいし、次の世代のマイスターを育てようという気概もある。うちの会社は幸い、温かみのある会社で、人情味もある。それがチームワークにもつながっています。ものづくりは一人ではできません。チームワークです。自分の描いた設計図面をもとに、部品を作って、組み立てて、電気の配線をしてくれる仲間がいる。そんな頼もしい仲間とともに、技術を磨き成長してほしいと願っています。
株式会社 住友金属ファインテック
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